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占いコラム16 【
マイナー・プログレッションと逆進行法 】
楠 正晴
マイナー・プログレッション
ターシャリー・プログレッションと同様、比較的動きの速い進行法として、マイナー・プログレッションがあります。このマイナー・プログレッションでは、月が天空を1周する27.321661日(1太陰月)を人生の1年(1太陽年)に対応させています。マイナー・プログレッションの使用方法はターシャリー・プログレッションと同じですが、作用については、こちらのほうが少し弱いように感じます。
※1日と新月から次の新月までの1サイクル(29.530588日)を対応させる方法、すなわち、12.368531日を人生の1年に対応させる方法をマイナー・プログレッションと呼ぶこともあります。
逆進行法(逆プログレッション)
逆進行法は、生まれる前のホロスコープを使って未来の状況を占う進行法です。生まれる前のホロスコープが生まれた後のことを表示しているというのはとても不思議なことですが、実際、非常によく機能しています。
逆進行法には、逆セカンダリー・プログレッション、逆ターシャリー・プログレッション、逆マイナー・プログレッションなどがあります。たとえば、逆セカンダリー・プログレッションでは、出生の10日前のホロスコープを使って10才のときの状況を占い、出生の20日前のホロスコープを使って20才のときの状況を占います。
※逆進行法は順方向の進行法よりも少し作用が弱いように感じます。他の技法で適用した後、確認のために逆進行法を使用するのも一つの方法でしょう。
複数の進行法(プログレッション)を併用するには
西洋占星術だけを使用して未来予測をする場合、セカンダリー・プログレッション、ソーラーアーク・ディレクション、トランジットだけでなく、ターシャリー・プログレッション、マイナー・プログレッション、逆セカンダリー・プログレッション、逆ターシャリー・プログレッションなどを含めて検討すると、より予測精度が向上します。
しかし、これだけ多くの進行法(プログレッション)やトランジットを併用するとなると、互いに矛盾する表示がでることもあるため、ときには、混乱することもあるでしょう。これら多くの進行法(プログレッション)を併用するには、それぞれの進行法(プログレッション)の優先順位を理解しなければなりません。
この優先順位を理解するためには、できるだけ多くのホロスコープに対し、これらの進行法(プログレッション)を実際に使用して、それぞれの有効性を確かめなければなりません。そうしていく中で、それぞれの優先順位がわかってくるようになるはずです。また、各進行法(プログレッション)に、どのような表示があるときに、物事が現象化するのかを理解できるようにもなるでしょう。

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