惑星の友好関係（２）

恒久的関係と一時的関係

インド占星術における惑星の友好関係には、恒久的関係と一時的関係の２通りがあります。前のコラム『惑星の友好関係（１）』での友好関係は恒久的友好関係です。一時的友好関係は、以下のようにして導き出すことができます。

ある惑星の在住ハウスから前後３つのハウス（その惑星の在住ハウスを１番目のハウスとすると、２・３・４・１０・１１・１２番目のハウス）に在住している惑星は友好惑星、それ以外の惑星はすべて敵対惑星となります。

マザー・テレサのホロスコープを例にとり、一時的な友好関係を調べてみましょう。ホロスコープはマザー･テレサのラーシ、表は各惑星の一時的友好惑星および一時的敵対惑星を示す一覧表です。

最終的な友好関係

最終的友好関係は、恒久的友好関係＋一時的友好関係によって導き出されます。その組み合わせは次の６通りです。

最終的な友好星座、敵対星座、中立星座

ある惑星にとって、親友惑星と友好惑星が支配する星座は友好星座、中立惑星が支配する星座は中立星座、敵対惑星と天敵惑星が支配する星座は敵対星座となります。

※ある惑星にとって、親友惑星が支配する星座のほうが友好惑星が支配する星座よりも相性が良く、天敵惑星が支配する星座のほうが敵対惑星が支配する星座よりも相性が悪くなります。