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占いコラム26 【
惑星の品位の優先順位 】
楠 正晴
『惑星の品位』は惑星の力量を知る重要な手がかり
これまでのコラムでご紹介してきましたように、惑星の品位には様々な種類がありますが、そのどれもが重要な意味をもっています。
これら惑星の品位は、惑星の力量を知るための重要な手がかりとなるものです。惑星は、高揚の星座に位置するとき、最大限の力を発揮します。その次に、ムーラトリコーナ、定座、友好、中立、敵対、減衰の順になります。
※西洋占星術にも、惑星の品位と同様の法則があります。けれども、この法則は、実践的な西洋占星術師は、ほとんど使用していません。その理由は、トロピカル星座帯を使用する西洋占星術では、この原則がうまく機能していないからです。逆に、サイデリアル星座帯を使用するインド占星術では、この『惑星の品位』は、きわめて重要な原則で、決して無視することはできません。
※『惑星の品位』は、惑星の吉凶を決めるのためには、とても重要な原則ですが、実際には、高揚している惑星はすべてにおいて良く、減衰している惑星はすべてにおいて悪いということはありません。厳密には、高揚の惑星にも短所はありますし、減衰の惑星にも長所はあります。

| 品位 |
高揚 |
ムーラ
トリコーナ |
定座 |
友好 |
中立 |
敵対 |
減衰 |
| 強さの順位 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |

『惑星の品位』は分割図に対しても適用する
惑星の品位は、ラーシだけではなく、ナヴァーンシャを含めて16種類の分割図についても考慮します。その中でも、ナヴァーンシャは特に重要です。
たとえば、ラーシにおいて高揚している惑星が、ナヴァーンシャにおいて、減衰していることもあれば高揚していることもあります。また、ラーシにおいて減衰している惑星が、ナヴァーンシャにおいて、高揚していることもあれば減衰していることもあります。それぞれのケースによって、惑星の発揮する力量はまったく異なってきます。たとえば、以下のマザー・テレサのホロスコープでは、水星は、ラーシでは乙女座で高揚していますが、ナヴァーンシャでは魚座で減衰しています。
※高揚した水星は論理的になる傾向がありますが、減衰した水星は霊性やインスピレーションに優れる傾向があります。マザーテレサの水星は、ラーシで高揚しているため論理的で合理的なな思考ができますが、ナヴァーンシャで減衰しているため、過度に論理にこだわることなく霊性にも恵まれます。その結果、彼女の水星はよくバランスがとれています。
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土星R |
ラーフ
月 |
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水星 |
ASC
月 |
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マザー・テレサの
ラーシ |
金星 |
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マザー・テレサの
ナヴァーンシャ |
太陽
木星
ケートゥ |
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太陽
火星 |
ラーフ |
土星R |
| ASC |
ケートゥ |
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水星
木星 |
金星 |
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火星 |
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